2010年2月20日土曜日

おそうしきまつり

おそうしきまつりについて
〜あなたの『ゆいごん』『いえい』展示作品募集〜


滋賀会館という建物だけでなく、そこに集う人、地域の人、人があってこそ、場が生まれ、文化が育まれます。
縁あって会館に関わった人にはそれぞれに固有の思いや歴史があると思います。
逆に会館に関わらずに生活される方には『古い建物だなぁ。』『そんなの知らないよ。』という方も、たくさんいらっしゃると思います。
会館を知る人・知らない人に関わらずに、みんなに共通することは、

   『いま、あること』『いずれ、なくなること』

という点では、会館もみんなも同じだと思います。

会館がなくなると聞いたときに、感謝として、お葬式をしたいと思いました。
会館のお葬式。会館の遺言。会館の遺影。

記念日をむかえるごとに遺影を撮っておくということも耳にします。
私は自分の『遺影』を用意していませんでした。
私のお葬式?私の遺言?私の遺影?

本物の「遺言」と「遺影」を募集するというわけではなく、
いま、「ゆいごん」と「いえい」を作るとしたら、どのようなものを用意するだろう?
この世とお別れすると考えた時に、人はどのようなことを残したいと考えているのだろう?
もしかして、残したいとは思わないのかもしれません。でも、残すとしたら…。


   誰に対して、言葉を残したいのだろう?
   残すとしたら、それはどの様な言葉なのだろう?

   自分の姿はどのような姿なのだろう?
   自分の残したい写真はどの様なものなのだろう?

   いま、「ある」こと。
   いずれ、「なくなる」こと。


   滋賀会館が「ある」こと。


滋賀会館が「ゆれている」いま、滋賀会館を知る人、滋賀に暮す一人一人の作品を
募集して、展示しようと考えています。
いま、ここに、どのような人たちが生きているのかを一同に集めて、
滋賀会館への献花としたいと考えています。

たくさんの方の『いま、あなたの、「ゆいごん」「いえい」』を募集したいと考えています。


下記のリンク『おそうしきまつり・申し込み用紙』をダウンロードしてプリントアウトしていただき、申し込み用紙に必要事項を明記の上、作成していただいた「ゆいごん」「いえい」と共に、下記までご郵送下さい。
また、メールでも構いません。

どうぞご参加宜しくお願いします。

                        大藤寛子




郵送先住所:

〒520−0044

滋賀県大津市京町3丁目4−22 滋賀会館

『滋賀会館の放課後2010』実行委員会 おそうしきまつり宛


PCアドレス:


1 件のコメント:

  1. おそうしきまつりの大藤です。
    お問い合わせのあることをこちらに書かせて頂きます。

    Q、どのようなものでも良いの?

    A、はい。結構です。
      ●いえいについて…お気に入りの風景の写真・絵・ポストカードなど、みんさまのお好きなものをA4サイズに収まればなんでも結構です。
      
      ●ゆいごんについて…モットーとされていること・お好きな言葉・誰かに宛てられた手紙など、こちらもA4サイズに収まればなんでも結構です。 
      

    どうぞ、作品のご応募、お待ちしております。

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