2010年2月25日木曜日

放課後のお話し会

「放課後」のお話し会は、滋賀のいろんな文化芸術の分野から素敵なゲストをお迎えして、ゲストの(シンポジウムやトークショーといった堅苦しい雰囲気では、ありえない)生のお声をお聞きしながら、参加する皆さんでワイワイとお話し合したいと思います、全二回。

皆さんの知的好奇心をくすぐるお話し会、平日の夕方からなので、どうぞネクタイをガバッと緩めて(という気分で)ご参加下さい。時間が時間なので、一杯やりながら?という感じです。



 お話し会1

  「兵主太鼓の松永さんの会」

  ※「お話し会1」は終了いたしました。


  ゲスト:松永諭さん

  期日:2010年3月24日(水)

  時間:19:00〜20:30(約90分を予定)

  場所:4階鳩フン前

  料金:投げ銭制


  奈良時代の創建と伝えられる兵主大社。県下でも有数の古社で足利尊氏

  の寄進と伝えられる朱塗りの楼門が有名。平安時代に造られたとされる

  池泉回遊式の庭園は国の名勝で秋には紅葉と苔の色の対比が美しい。

  こちらで5月5日に開催される例大祭は、兵主十八郷の神輿・太鼓30数

  基が氏子に担がれて大社に集まってくる勇壮なお祭り。2002年より県

  内から公募したギャルたち、外国の留学生をはじめ地域に働くアジア系

  の女性らが担ぎ手となる『あやめ御輿・あやめ太鼓』も「チョイトサ!

  」のかけ声勇ましく、祭りを盛り上げる。


  野洲市の兵主大社若頭会会長・兵主太鼓保存会副会長として活動されて

  いる松永諭さんに活動を通して、滋賀県や地域の変化、年齢を超えて若

  者と一緒に活動される様子、地域の風習を継続すること、社会に使うこ

  との出来るお金が少なくなっているいま、どのようなことを思いながら

  活動をされているかなど、車座になり、ざっくばらんにお話ししていき

  たいと考えています。



 お話し会2

  「紙芝居の谷田さんと小暮先生の会」


  ゲスト:谷田昌蔵さん(志滋海社中)

      小暮宣雄さん

  期日:2010年3月26日(金)

  時間:19:00〜20:30(約90分を予定)

  場所:4階鳩フン前

  料金:投げ銭制


  大津を中心に活動されている街頭紙芝居の上演グループ『志滋海社中

  (しじみしゃちゅう)』さんから、谷田さん(おそらく、いや自転車

  来て欲しい)が参上!今は懐かしい紙芝居を観ます。そのあとは、紙

  芝居やチンドン屋さんなど、普段の生活の中に溢れる(見落としてい

  そうな、芸術なの?って事の)「限界芸術」のお話を、小暮先生にし

  ていただきながらの、ほっこりお話し会です。みなさまのご来場お待

  ちしています。



  志滋海社中(しじみしゃちゅう)

   しじみ(蜆)は古代からびわ湖に生存しており、人々と共生してき

   ました。その蜆にちなみ、さざなみの志賀の都の(志・し)、現在

   の滋賀の(滋・じ)、びわ湖を意味するとともに古い表記の淡海

   (おうみ)近江(海・み)を表し、人々の共生を志す、街頭紙芝居

   の大好きな仲間(社中)です。


       http://homepage2.nifty.com/kamisibai/index.html



  小暮宣雄(こぐれのぶお) 京都橘大学教員

   1955年大阪市生まれ。自治省入省後、23年間、公務員生活。地域

   づくり関係が多く、後半は文化政策や地域芸術環境づくりに関わる。

   各地の公共ホールにおいて、西洋クラシック音楽以外の企画が必要

   だと感じて、演劇やダンスを数多く見、その有様をメモとして残す

   ようになる。

   それが高じて、観客・鑑賞者の目線を大切にするアーツマネジメン

   トのあり方の研究へと広がり、現在は、大学で教えたり地域への文

   化提言に関係したりしている。

   とくにアウトサイダーアーツ(アーツ専門家でない人びとのアーツ)

   や、葬送を中心とした冠婚葬祭はじめ生活とアーツの境界線的活動

   をアーツマネジメントの視点から限界芸術として捉えデザインする

   ことなどに焦点を当てている。




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